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感染症予防・アレルギー
抑制への効果に期待!
スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」

スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」に、インフルエンザ予防効果があることを確認

マウスを使った実験によって、スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」がインフルエンザウイルスの増殖を抑制し、感染後にも体内での抗体生産量を高める効果があると確認されました。

また、その関与成分としては「S-903 納豆菌」と「S-903 納豆菌」が大豆を発酵させることでつくりだされる納豆の糸成分の可能性が示唆されました。

マウスに対する投与実験の概要

対象インフルエンザウイルス感染前のマウス
試験食「S-903 納豆菌」でつくった納豆、「S-903 納豆菌」、納豆エタノール分画物 (主に納豆菌の発酵物・代謝物と納豆の糸成分)
試験方法インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに試験食を継続して経口投与し、感染3日後に肺中のウイルス量を測定

※ 納豆を水で抽出した液に多量のエタノールを加えて発生した沈殿を「納豆エタノール不溶画分」、上澄み液を「納豆エタノール可溶画分」とした。

肺中のウイルス量

乳酸菌のみより「S-903 納豆菌」と併用して摂取した方が抗インフルエンザ効果が高い

乳酸菌だけの摂取に比べて「S-903 納豆菌」を併用して摂取する方が、抗インフルエンザウイルス効果を高める

インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに「乳酸菌」「S-903 納豆菌+乳酸菌」を継続して与えて、感染3日後の肺中および気道中のインフルエンザウイルス量を測定し、非摂取(蒸留水)の感染マウスと比較しました。その結果、乳酸菌の単独摂取よりも「S-903 納豆菌」と併用摂取した方が、インフルエンザウイルスの増殖を抑制し、感染後にも体内での抗体産生能を高める効果があると確認されました。

マウスに対する投与実験の概要

対象インフルエンザウイルス感染前のマウス
試験食「乳酸菌」、「S-903 納豆菌+乳酸菌
試験方法インフルエンザウイルスに感染させる7日前から、マウスに「乳酸菌」「S-903 納豆菌+乳酸菌」を継続して経口投与し、感染3日後の肺中および気道中のウイルス量を測定。試験食非摂取のマウスのインフルエンザウイルス量と比較

※ 殺菌乳酸菌を使用

気道と肺において、乳酸菌だけよりも、納豆菌だけ、あるいは納豆菌+乳酸菌の方が抗ウイルス効果が高い
肺中のウイルス量
気道中のウイルス量

「S-903 納豆菌」にノロウイルス予防効果

スーパー納豆菌「S-903 納豆菌」に、ノロウイルス予防効果があることを確認

ノロウイルスに感染させる3日前から7日後まで、マウスに「S-903 納豆菌」でつくられた納豆あるいは「S-903 納豆菌」を与えてノロウイルス量を測定し非摂取(蒸留水)の感染マウスと比較しました。ノロウイルスは小腸に感染して腸管上皮細胞で増殖します。

実験の結果、「S-903 納豆菌」でつくられた納豆、「S-903 納豆菌」を摂取したマウスは、非摂取のマウスに比べて、ノロウイルスの量が大きく抑えられていることがわかりました。特にノロウイルス接種後の1日目・2日目のウイルス量は1/3程度に抑えられています。この実験によって、「S-903 納豆菌」にはノロウイルス発症の予防と、感染後の症状を軽減する効果が期待できることが確認されました。

マウスに対する投与実験の概要

対象ノロウイルス感染前のマウス
試験食「S-903 納豆菌」でつくった納豆、「S-903 納豆菌」
試験方法ノロウイルスに感染させる3日前から7日後まで10日間マウスに試験食を経口投与し、ウイルス接種日から14日間にわたって、糞便中のノロウイルス量を測定。試験食非摂取のマウスのノロウイルス量と比較
ノロウイルス感染マウスの糞便中に排泄されるウイルス量の経時的変化

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、感染性胃腸炎や食中毒の原因となる感染力の強い病原体です。感染すると、ヒトの腸管で増殖し、おう吐や下痢、腹痛、発熱などを起こします。子どもやお年寄りなどでは重症化することもあるので要注意です。現在、ノロウイルスにはワクチンはありません。一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。感染経路は、二枚貝などの食品、ウイルスを持つ人が調理した食品からの感染、あるいはヒトからヒトへの飛沫感染、また感染した患者の糞便や嘔吐物から手指を介して口から入る感染など、さまざまです。

「S-903 納豆菌」が大人風邪(ライノウイルス)を予防!

「S-903 納豆菌」の毎日の摂取で、大人風邪(ライノウイルス)予防効果が高まることを確認

ライノウイルスに感染させる7日前からマウスに、「S-903 納豆菌」でつくられた納豆あるいは「S-903 納豆菌」を与え、12週にわたって血液中の中和抗体の値を測定しました。中和抗体は、ライノウイルスの毒性・感染力などの活性を減退あるいは消失させる抗体で、値が高いほど抗ライノウイルス効果が高く、ライノウイルス量を減少させることができます。
実験の結果、 「S-903 納豆菌」でつくられた納豆、「S-903 納豆菌」を摂取したマウスは、非摂取(蒸留水)のマウスに比べて、中和抗体価が明らかに高いことがわかりました。この実験によって、「S-903 納豆菌」にはライノウイルスの予防や感染後の症状軽減に効果があることが確認されました。

マウスに対する投与実験の概要

対象ライノウイルス感染前のマウス
試験食「S-903 納豆菌」でつくった納豆、「S-903 納豆菌」
試験方法ライノウイルスに感染させる7日前からマウスに試験食を継続して経口投与。ウイルス接種1週間後から12週にわたって血液中の中和抗体価を測定。試験食非摂取のマウスの中和抗体価と比較
ライノウイルス感染マウスにおける中和抗体価

ライノウイルスとは

ライノウイルスは風邪の症状を起こすウイルスで、大人の風邪の30~50%は、このウイルスが原因とされています。ライノウイルスによる風邪は、一年中見られますが、特に多いのが春と秋です。症状は、頭痛・のどの痛み、鼻詰まり、くしゃみ、少し遅れて軽い咳が出始めて2週間近く続くこともあります。
血清型は数百種類あるとされており、ライノウイルスによる風邪をすべて防ぐワクチンを作ることは不可能だと言われています。ライノウイルスに特効薬(予防できるワクチン)はないため、起きている症状を和らげる対症療法で治療するしかありません。